セシリアはシュタイナー教育を実践しています。
シュタイナー教育とは
シュタイナー教育とは、思想家であり哲学者でもあるオーストリア出身のルドルフ・シュタイナーの人間観に基づいた教育実践の総称です。
シュタイナー教育では、幼児期は頭をつかって知的な面を育てるのではなく、からだに生命力がしっかり宿ることを目的としています。
セシリアが子どもたちのために、
大切にしている5つのこと
子どもはまねすることで学びます。
子どもは自分の周りで起こることを、みな良いことだと捉えます。
お手本としての親や保育者、友だちのようすを自分の中に深く受け入れ、模倣することで、心豊かに成長します。
暮らしのリズムが、子どもに安心感を与えます。
毎日の暮らしが、規則正しく淡々と繰り返されると、子どもは次に起こることを安心して、自信をもって受け入れることができます。
たくさん可愛がられた子は、自分を大切にできます。
子どもは全身を感覚器のようにして生きています。
たくさん可愛がられて、心地よさを感じると、子どもは強く優しくなります。
親切にされた子は、他の子に親切にできます。
子どもたちは生活の中で体験を通して多くのことを学びます。
縦割りクラスの中では、 小さい子は大きい子に可愛がられ、
大きい子は小さい子のお世話をしながら、お互いに育ち合います。
親切にされると自分もそうしたい気持ちが大きくなるのです。
静けさの中で過ごします。
スピーカーから流れる言葉や音楽、ホイッスルの合図、テレビの音はセシリアにはありません。
落ち着いた静けさの中で、耳を澄ませて聴くというとても大切な能力を育んでいきます。
保育室の壁やカーテンの色なども、視覚的な静けさや温かさをもたらします。
シュタイナー教育がよくわかる1冊
学陽書房
「七歳までは夢の中--親だからできる幼児期のシュタイナー教育」
著:松井 るり子
一年間アメリカのシュタイナー幼稚園に籍を置き、素晴らしい保育者に会い家族で心がゆさぶられる様な体験をした著者が、シュタイナー教育の本質を伝える。親だからできる事、簡単な事から始めてみよう
◎この本の著者 松井るり子は当幼稚舎代表 北村明倫子の姉です。